- 創研学院と日能研の違いはなに?
- 創研学院と日能研は、それぞれどんな子に向いてるの?
- 創研学院と日能研、迷ったらどちらを選ぶ?
そんな疑問にお答えします!
この記事では、創研学院と日能研の違いについて詳しく知りたい方へ、それぞれの特徴やカリキュラム、料金、口コミなどから違いを紹介します。
中学受験の塾選びに迷っているかたは、ぜひ参考にしてくださいね。
きめ細かい学習指導の創研学院と、自主性を育む日能研
創研学院と日能研の一番の違いは授業外の学習スタイルといえます。
創研学院と日能研はともに復習に力を入れる学習スタイルであり、講師のサポートも手厚いのが特徴です。
成績上位の子に限らず、どんな学力の子でも入塾できるといった間口の広さなど、似ているところも多い2つの塾ですが、子どもたちが塾以外でどのように学習を進めていくかに違いがあります。
- 創研学院
- 習熟度を把握した講師からの詳細な指示のもと学習を進める。
- 日能研
- 自らの学習課題を自分で見つけつつ、それを克服していく。
「親による家庭での宿題サポートや質問対応は不要」ということを大々的に謳っている創研学院は、子ども一人ひとりの習熟度に合わせて講師が学習内容を指示していきます。そのため、小学生のときは毎時間、授業の前に習熟度テストが実施されるようです。
つまり、創研学院は、
「やるべきことを明確に示してくれた方が頑張れる」
というお子さんに向いている塾だといえます。
一方で日能研は、
「自分自身の課題と合格に向けた具体策を明確化させ、自らがこのサイクルをまわしていくことで、入試本番に強い受験生へと育っていく」といった、講師のサポートはありつつも、自分の課題を自分で見つけ、自分自身でその課題を解決していくことを促していきます。
また、毎週あるいは隔週で実施されるテストの結果によってクラスと席順が決まるため、成績上位の生徒は前の席で授業に集中でき、競争意欲を搔き立てられるでしょう。
つまり、日能研は、
「自分でコツコツと真面目に取り組むのが好き」
というお子さんに向いている塾だといえます。
創研学院と日能研の教室数と料金比較
ここで両塾の教室数や料金など定量的な比較をしてみたいと思います。
創研学院 | 日能研 | |
教室数 | 関西エリアを中心に63校 | 関東エリアを中心に145校 |
合格実績 | 筑波大駒場、開成、女子学院、渋谷幕張、聖光学院、豊嶋岡、筑波大附属、西大和学園、愛光、慶応普通部など | 開成、麻布、桜蔭、女子学院、豊島岡女子学園など |
学習スタイル | 集団指導・個別指導 | 集団指導 |
参考月謝 | 【6年生中学受験クラス4科】:47,300円(税込)/月※別途諸経費あり | 【6年生G・Rコース・4科】:40,824円(税込)/月その他入会金、教材費あり |
レベル | 中堅校から難関校 | 中堅校から難関校 |
その他の特徴・口コミ | ・復習重視で、家庭学習を大切にしている。・地域密着型。・授業前後の質問にも親身に対応してくれる。 | ・復習重視で、予習は禁止。・中高一貫校の私学受験に強い。・授業中も生徒に発話を促す授業スタイル。 |
参考:「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」
上記の通り、創研学院は関西エリアを中心に展開しているのに対し、日能研は関東エリアが中心です。
学習塾としての規模は日能研の方が大きいですが、復習に重点を置いたり、目指すのが中堅校から難関校がメインだったりするところは似ているといえます。
それでは、創研学院と日能研のそれぞれの指導方針や口コミについてもう少し詳しくみていきましょう。
合格点を確実にとりにいく創研学院
創研学院は「指導方針」でも掲げているように
“たとえ100点満点でなくても、合格点を確実にクリアする事を第一目標に置く”とあり、
短時間で効率的に学習を進められるよう指導しているようです。
そんな創研学院では、以下の3つを特徴として挙げています。
- 復習重点主義の効果的学習方法
- 重点分野を集中指導
- キメ細やかな習熟度チェック
創研学院では、「授業の予習は不要」とうたっており、復習に力を入れているようです。
確認テストも活用しつつ、子どもの習熟度を細かく把握することで、
塾内での学習の完結を目指しています。
もちろん復習は自宅で取り組む必要はあるのですが、講師が詳細な指示をだしてくれるので、家庭内でのフォローは不要です。
子どもたちから質問が出た場合も「創研学院に行って解決してきて」と子どもたちに教えるよう親御さんにも伝えています。
実際、保護者からの口コミでも
- 「質問や相談がしやすく安心です。」
- 「宿題管理や疑問点も創研学院で行ってくれるので助かります!」
- 「子どもの成績や性格を把握してくれていいるのが分かります。」
といった学習サポート面の手厚さが好評のようです。
大手の強みを活かした日能研
日能研では、“自分で築き、まわすPDCAサイクルで確かな合格”をモットーに、自分自身の課題と合格に向けた具体策を明確化させ、自らがこのサイクルをまわしていくことで、入試本番に強い受験生へと育てていくことを大切にしています。
「私学受験に強い」という評判通りの圧倒的な入試問題データベースを活かし、一人ひとりの課題に合わせた学習を提供していきます。
中学受験の四大塾といわれる「SAPIX」、「早稲田アカデミー」、「四谷大塚」、「日能研」の中でも学習の進度がゆっくりで、生徒数が最も多いのが特徴です。
そのため、日能研は大きな駅であれば、必ずあるといえる全国展開している塾です。
偏差値でいえば50~60くらいの中堅校の中学受験に強く、国公立や下記の中堅校を目指す生徒が多く通っています。
そのため、授業も反復を大切にしていて、分かりやすく丁寧に進めてくれるため元から成績のよい子でなくても入塾しやすい環境といえます。
実際、保護者からの口コミでも
- 「中学受験に対するノウハウが蓄積されていることにたいして良かったです!」
- 「駅から近いので子どもを安心して通わせられます。」
- 「先生が熱心で子どもたちが興味をひくような授業を行ってくれています。」
といった大手塾の強みと丁寧な授業の両立が好評のようです。
まとめ
創研学院と日能研の違いをみてきましたが、ご自身のお子さんをどちらの塾に入れた方がよいかはお子さんのタイプとご家庭の子育て方針によって変わってくると思います。
- 合格のために何をすべきか明確に示してもらい、サポートしてほしいなら創研学院
- 課題を自分で見つけ、その課題を自分でコツコツ解決していきたいなら日能研
Aさんにとっては素晴らしい塾であっても、それがBさんに当てはまるとは限りません。「良い、悪い」ではなく、お子さんにとって「合う・合わない」という基準で選ぶのが良いと思います。
また、その際に「最も大切にしたいことは何か?」を明確にしておくことで、お子さんに合った塾を選択しやすくなるのではないでしょうか。
この記事が少しでも皆さんの塾選びの参考になりましたら幸いです。
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